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「えっと…今から屋上に来てくれない?その……話があるんだ…。」
彼女はしどろもどろと言葉を紡ぐ。
「うん、わかった。屋上へ行こう。」
何の話だろうか?
まさか……告白?
うん、ありえないね。
自分で即座に否定出来てしまう所がとても悲しい。
そして屋上へ。
さて、彼女の話とはなんだろうか。
ドキドキ、ワクワク。
彼女の言葉を待つ。
彼女は大きく深呼吸し、そして遂に言った。
「私……初めてあなたを見た時からあなたのことが好きでした!私と……付き合ってください!」
それはもう。目一杯の告白だった。
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