*僕らの秘密*

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ノートを半分ずつ持って二人ならんで廊下を歩いた   「あの…どうして…」   「君…なんで断らないのさ~」   「…」   「まぁいいけど、一人で運ぶの大変でしょ」   「あの…重くない?」   「重いよ」   「じゃあ持ってくれる」   そういって意気なり腕にかかる重さが倍になり僕がよろけると   「ほらっ大変でしょう?」   また重さが半分になった   「ありがとう…」   その時、上野サンが笑っていた
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