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夢を見た
浅い眠りの中で
感情だけが目覚めた今も …
なお残る
あたたかいような
切ないような
不思議な気分
目覚めるにはまだ早い
外はまだ闇の中
ふさがりかけた
耳のピアスの穴
新しいピアスを押し込む
忘れかけていた痛みが
鼓動と共に脈打ちながら
忘れていた想い甦らせる
受け入れた筈の想いも
今日という日だけは
痛みとなって 全身を巡る
心の傷を大きくする
感情だけが高ぶって
抑え … られない
朧気な月に問いかけてみる
もう一度 眠りにつけば
忘れられますか？
胸の奥深く
しまい込む事ができますか？
次に目覚めた時
傍に居てくれますか … ？
答える筈のない事
わかっているさ
それでもね
痛みを取り除いて
全てが …
全てが 夢であるようにと
淡い期待を胸に
月に願ながら
僕は眠る …
眠る … 眠る …
今日
僕は１８になりました
こんなんじゃ …
まだまだ … 子供だね
まだまだ 心配だよね …
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