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夜空に浮かぶ無数の星の中から
小さく輝く星ひとつ
星の願いは …
強く輝きたかった
誰よりも 強く
誰よりも 明るく
… 誰もが
すぐに見つけてくれるようにと …
それなりに自信だってあった
努力だってした
やりたい事も我慢して
挫けそうな時だって …
たったひとつの油断が
全てを駄目にするまでは
強く輝く星になれると
そう信じてた
空が曇るのは何の為?
星の輝き隠しながら
忘れてしまえと慰める
空が泣くのは何の為?
輝き誇る星たちの
可哀想と流す同情の涙
一度は諦めかけた輝きを
やっぱり諦めきれなくて
雨上がりの雲の切れ間から
自分の星を捜してた
小さなプライド捨て去って
みっともなくても
足掻いて … 足掻いて
今日まで … きたんだよ
夜空に浮かぶ無数の星の中から
小さく 小さく輝く星ひとつ
見つけてくれて
… ありがとう
空から流れ落ち
燃え尽きる前に …
見つけてくれて
ありがとう …
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