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「は?」
自然とマヌケな返事を返してしまった。
退学宣告をされると思っていて、一人称を変えろと言われたら誰だってこんな反応になるはずだ。
固まった俺を見て校長が急に立ち上がり、拳を胸の位置で握り締める。
「私は俺っ娘よりも僕っ娘の方が萌えるとそう思う。だから出来れば僕っ娘希望」
なんかとんでもなくどうでもいいカミングアウトを聞いてしまった。
まぁ俺の答えはもちろん
「嫌です。」
なんで俺が校長の為に僕っ娘にならなくてはいけないんだ?てか娘じゃねぇよ。確かに今は娘だけど!!
「僕っ娘にならなかった場合退学」
この変態はさらっと爆弾を投下しやがった。
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