0、『気になる視線』

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「大丈夫ですよ。狭間さんは二十歳くらい年が離れてる女の子が大好きなのです」 「それだと余計に問題が増えると思う……」 草花は青空に向かって、一つ嘆息をこぼした。 吐息は潮風と一体になり、やがて雲になった。
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