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「りょーくん♪」
明るく元気部屋に入ってきたのは、神風海駆。
僕の好きな人。
明るく元気な性格で、優しくて大好き。
でも、僕は不治の病だから。
君の隣にもっといたいです。
「ぅっ。げぼっ。げぼっ。」
「ちょっ!亮太!?」
あれ?りょーくんじゃない。
「まってよ!いま先生呼ぶカラッ!!」
ガラガラッ
「九奈伊さん!?大丈夫ですか??大丈夫ですか!?」
嗚呼。きっと僕はもう死ぬのだろう。
今僕は広い広場。きれいな花がさいている。
きっと天国だ。
そう、天国。
歩きだしたとたん、誰かが手をつないできた。
「んっ?」
「りょーくん!!まってよ!まだ行かないで!!」
ピッピッピッピッ
「―――…。んっっ??」
「りょーくん!!」
「海駆?どうして泣いてっ!?」
体に暖かい感触がはしる。
理解するのにちょっと時間がかかった。
「し……ぱいしたんだよ!?もう!!」
泣きながら訴える彼女。
「海駆……。もうどこも行かない。好きだよ。」
勢いで言ってしまった言葉に彼女は頬を染めながら。
「私も………好き。」
もう君を離したりしない。
君だけを愛しています。
END
(結婚おめでとう―!!)
(海駆と亮太は早いなぁ!)
((……ありがと!!))
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