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「剛流、乗れ。」
「送ってくれるの?父さん。」
「この雨の中、でかいエナメルバッグ
を提げて、
事故でもされたら困るからな。」
「父さんサンキュー。」
魁皇高校までの道のりを
父親と剛流はサッカーの話しで盛り上
がった。
剛流の癖をよく知る父親からの
アドバイスは的確だ。
父親がどんなアドバイスをしてくる
のか、楽しみにしている剛流は、
普段から好んで相談をしている。
あっという間に着いた。
「父さん、ありがとう。
帰りはバスで帰るから。」
「頑張れよ。」
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