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「あれは、
剛ちゃんを励ますつもりで
言ってみただけなんだから~。
彼女にしてなんて、言うはずじゃ
なかったの。」
と言って、
膨れっ面を見せるのだが、そんな
彩音が、また可愛い。
彩音のいろんな表情を思い出しな
がら、剛流は返信をした。
✉「明日シュート決めるから、
ちゃんと見てろ。」
おやすみ、あやね」
サッカーの名門高に進学してから、
剛流はサッカーで忙しくなったけど、
彩音と剛流の心は繋がっている。
忙しい剛流のことを気遣って、
彩音は会いたい気持ちを我慢して
いるのだ。
もしも、試合の応援にも出欠表が
あるならば、
間違いなく彩音は皆勤賞だ。
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