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「と、ところで千夏先輩は何のカードを貰ったの?」
「この絵柄の無いカードだけど?」
「まだ封印が解けてない・・・?」
「んー?」
封印が解けてないカードを見て、雅は何故この状態のまま渡されたのだろうと考え込む。それを見ていた千夏は首を傾げる。
「雅、封印が解けてないならデュエルで取り合う必要ないから都合よくねぇか?」
「これ雅ちゃんも持ってるの?」
「うん、ボクのは封印が解けてるから絵柄あるけどね」
「わー、すごーい!」
ザ・スピード・オブ・ライトドラゴンのカードを雅に見せられ、千夏は目をキラキラさせる。
(マスター、この方は味方と捉えてよろしいのでしょうか?)
「うん、千夏先輩はあなた達の力を悪用しないよ。それに千夏先輩が仮に全部集めても・・・」
(?)
「千夏先輩の願いはお菓子をお腹いっぱい食べる事だからね」
(は、はあ・・・)
千夏の願いを聞いたザ・スピード・オブ・ライトドラゴンはポカーンとする。
「雅ちゃん誰と話してるの?」
「このカードの精霊♪千夏先輩も封印を解けば会えるよ」
「どうやって解くの!?」
「デュエルしよう、千夏先輩♪」
千夏がいち早く封印を解けるように、雅がデュエルを提案する。しかし・・・
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