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「ダイガスタ・スフィアードの効果発動!」
「ガスタと名のついたカードを回収か・・・今墓地にあるのはガスタの交信とスフィアードの召喚に使った素材か」
「ボクはガスタの交信を回収!バトルフェイズ!ダイガスタ・スフィアードで冥府の使者ゴーズに攻撃!」
「くっ!」
悠真
LP1300→600
「ターンエンド!」
雅
LP2900
モンスター1
伏せカード0
手札1
雅は後一歩で止めを刺せなかった。
「僕のターン・・・ドロー!」
悠真が一か八か、ドローに全てをかける。
「………ターン……エンド……」
「どうやら引けなかったみたいだね」
悠真は何もせず、ターンエンドした。悠真はこの時点で、自分の敗北は決まったも同然だと諦めの態勢になっていた。
悠真
LP600
モンスター2
伏せカード0
手札1
「ボクのターン、ドロー!バトルフェイズ!ダイガスタ・スフィアードで冥府の使者ゴーズに攻撃!」
「うわぁぁぁ!」
悠真
LP600→0
「勝てたー♪」
「あはは、やっぱり負けたかぁ」
悠真はあたかも勝敗が分かっていたかの口ぶりでそう言う。
「うん、ユー君ボクに勝った事あんまりないもんね」
「それを言わないでよ・・・」
「ごめんごめん。さて、時間も時間だし帰ろうか」
「うん」
二人はカードショップを後にし、帰路に着いた。
「じゃ、また明日ね」
「うん」
雅は途中で悠真と別れ、残りの道を一人で歩いていく。
「ただいまー」
家に着き、雅は真っ先に自分の部屋へと向かう。
「ちょっとデッキの調整が必要……ん?」
部屋に入ると、雅は机の上に見慣れないカードが置いてある事に気付いた。
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