謎のカード

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「何だろうこのカード・・・テキストが無いし、イラストも無い・・・?」 雅が取ったカードは、何も描かれていない状態であった。雅はこのカードが何故あるのか分からないと首を傾げた。 「でも、周りの色は白いから・・・シンクロモンスターかな・・・そうだ」 雅はふと携帯を取り出し、誰かに電話をする。 プルルルル・・・ガチャ 『もしもし』 「もしもし、ユー君」 電話の相手は悠真だった。 『どうかしたの?』 「うん、実はちょっと話が・・・」 雅は机に置いてあった謎のカードの事を悠真に話した。 『なるほど……それは不思議な出来事だね』 「うん、だからユー君なら何か分かるかなーって思って」 『そんなの僕にも分かる訳ないよ……』 電話越しでは分からないが、悠真は呆れたように言ったので、恐らく呆れ顔だろう。 「あはは・・・とりあえず明日学校に持っていくね」 『うん、分かった』 「それじゃあね」 雅はカードを明日悠真に見せる事を約束すると、電話を切った。 「さてと、明日の準備しとこっと」 次の日・・・ 「ユー君おはよー」 「おはよう、雅」 学校に行く途中、偶然雅は悠真に出会い一緒に登校した。
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