97人が本棚に入れています
本棚に追加
「何だろうこのカード・・・テキストが無いし、イラストも無い・・・?」
雅が取ったカードは、何も描かれていない状態であった。雅はこのカードが何故あるのか分からないと首を傾げた。
「でも、周りの色は白いから・・・シンクロモンスターかな・・・そうだ」
雅はふと携帯を取り出し、誰かに電話をする。
プルルルル・・・ガチャ
『もしもし』
「もしもし、ユー君」
電話の相手は悠真だった。
『どうかしたの?』
「うん、実はちょっと話が・・・」
雅は机に置いてあった謎のカードの事を悠真に話した。
『なるほど……それは不思議な出来事だね』
「うん、だからユー君なら何か分かるかなーって思って」
『そんなの僕にも分かる訳ないよ……』
電話越しでは分からないが、悠真は呆れたように言ったので、恐らく呆れ顔だろう。
「あはは・・・とりあえず明日学校に持っていくね」
『うん、分かった』
「それじゃあね」
雅はカードを明日悠真に見せる事を約束すると、電話を切った。
「さてと、明日の準備しとこっと」
次の日・・・
「ユー君おはよー」
「おはよう、雅」
学校に行く途中、偶然雅は悠真に出会い一緒に登校した。
最初のコメントを投稿しよう!