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「何だこりゃ?」
「何も書かれていませんね・・・」
二人は悠真と同じような反応をしながら、カードを見る。
「それが昨日ボクの机の上に置いてあったから何だろうって思って」
「ふーん・・・まあ、持ってるだけ損は無いんじゃね?」
「確かにそうですね、では昼食にしましょうか」
咲の一言により、雅達はその場に腰を降ろし昼食を食べる事にした。
「ごちそうさまでした♪」
「おーし雅、デュエルしようぜ!」
「待った流也。デュエルしてる時間なんて残ってないよ」
昼食を食べ終え、雅にデュエルを申し込む流也に、時計を見た悠真がそう制止した。
「あ、マジで?なら仕方ねえか・・・」
「うーん、残念」
「まあまあ、放課後にカードショップでやれば良いじゃないですか」
デュエルが出来ずに残念がる二人に、咲はそう言って二人を宥める。
「そうだな」
「うん、そうしよう♪」
「それじゃ教室に戻るよ」
四人は後片付けをした後、教室へと戻っていった。
放課後・・・
「終わったー♪」
「それじゃ昇降口に向かおうか、もしかしたら二人はもう待ってるかもしれないし」
「うん、早く行こう♪」
帰りのSTが終わり、雅と悠真は即座に昇降口へと向かった。
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