カードの精霊

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「よーし、それじゃ場所を移動しようか咲」 「はい」 「あー、待ってボクも見たいのにー!」 皆が移動しようとする中、雅は隣で寝ているウィンダが居るため動くに動けなかった。 「あ、ごめん雅・・・そういえばウィンダが隣に居るんだっけ」 「とりあえず気の毒ですが起こされては?」 「うん。ウィンダ、起きて」 「んー・・・あれ?人増えてる!」 雅に起こされ、ウィンダが周りを見渡すと人が増えてる事に気付き驚く。 「おはようございますウィンダ」 「え、私見えてる?」 「あ、ウィンダ紹介するね。この子はサキちゃん。私やかなちゃん先生と同じ封印されたカードを持っているから見えるの。あとサキちゃんの隣に居るのがユー君、左に居るのがリュー君」 雅がウィンダに咲達の事を紹介する。ウィンダは状況を把握し、挨拶をした。 「私は雅ちゃんの精霊のウィンダだよ、皆よろしくね♪って二人は聞こえないか・・・」 「私が伝えておきます。悠真さん、流也さん、ウィンダがよろしくと言っています」 「おう、こちらこそよろしく!」 「何処に居るかは分からないけどよろしく」 一通り挨拶を終えた所で、かなたが口を開いた。 「さて、ウィンダちゃんも起きた所で移動しようか皆」 「何しに行くの?」 「サキちゃんとユー君のデュエルを見に行くんだよ」 「私も見る♪」 ウィンダも二人のデュエルを見に行く事にし、全員は外へ向かった。
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