海を統べる龍

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「えっ!?ガスタとリチュアってカード世界じゃ敵対してるんじゃ・・・」 「のはずですが・・・」 「とりあえず行ってみれば?」 「うん」 悠真に言われ、雅はウィンダとエリアルの下へと向かった。 「ウィンダ」 「あ、雅ちゃん♪」 「どうも」 雅が近付くと、ウィンダは手を振り、エリアルはお辞儀をした。 「ねえねえ、ガスタとリチュアってカード世界だと敵対してるってなってるんだけど実際どうなの?」 「私達はそんな事ないよー♪ね、エリアルちゃん♪」 「うん、私とウィンダは友達」 「そっかぁ、なら良かった♪」 とりあえず二人が敵対していない事が分かり、雅はホッとする。 「あ、雅さん一つ聞いても良いですか?」 「ん?」 「あのモンスター・・・タイダルウェイブ・リヴァイアサンって一体何なんですか?封印されたカードとか言われてますけど」 「・・・ごめん、それはボクじゃなくてかなちゃん先生に聞いた方が良いかも」 雅は少し考えた後、エリアルに申し訳なさそうにそう言った。
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