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「あ、いや謝られる程の事では・・・とりあえずかなた先生に聞いてみますね」
「うん、力になれなくてごめんねー」
「いえ、大丈夫ですよ」
エリアルは雅にお辞儀をすると、かなたの方へと歩いていった。
「さて、ボク達も戻ろうかウィンダ」
「うん♪」
雅とウィンダも、エリアルを追うように皆の所へと戻っていった。
「それじゃかなちゃん先生、色々とありがとうございました♪」
「いえいえー♪またいつでも遊びに来てねん♪」
「うん、出来れば今度は元気な状態で♪じゃあ帰ろっか皆」
「うん」
「ああ!」
「はい」
皆は病院を後にし、それぞれの帰路へと着いた。
「そういえばエリアルは結局かなちゃん先生から何か聞けたのかな?」
「どうなんでしょう・・・帰ったら聞いてみます。あ、では私はここで」
「うん、またねサキちゃん♪」
帰り道が同じだった咲と別れ、雅は家路を急いだ。
「ただいまー」
『お帰り!』
「わ、どうしたの?皆」
家に帰ると、いきなりガスタの面々がカードから出てきて、雅を出迎える。雅はそれに驚いた様子で尋ねた。
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