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「大切な家族なんだ、お出迎えをするのは当たり前だろう?」
「そうそう♪せっかく見えるようになったんだから尚更ね♪」
「皆・・・ありがとう♪」
ガスタの皆に家族と言ってもらえたのが嬉しかったのか、雅は涙を目に溜めながら感謝した。
「わわ、泣かないで雅ちゃん」
「ごめん、嬉しくてつい・・・」
「今日からはもう一人ぼっちと思わなくて良いのよ雅ちゃん」
「うん・・・何かカームってお姉ちゃんって感じがする」
「そ、そう?」
「そう♪だからお姉ちゃんって呼んでも良い?」
雅はカームの性格と物静かな態度から、姉のような人みたいだと、そう言いカームをお姉ちゃん呼ばわりする。
「私で良ければお姉ちゃんになってあげるわ雅ちゃん♪」
「やったぁ♪」
「マスター、お腹空いたよー」
「今作るから待っててねカムイ」
「あ、私手伝うよ雅ちゃん」
「あ、物触れたりするんだ」
雅はウィンダと一緒にご飯の準備をし、ウィンダ達が物を触れる事を初めて知る。その後、ご飯を食べた雅達は、夜遅くまで家族団欒安らかな時を過ごした。
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