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翌朝・・・
ジリリリ!
「雅ちゃん朝だよ起きてー」
「うーん・・・後五分・・・」
「今日からまた学校だよね・・・?」
「はっ、そうだった!」
ウィンダから学校があると聞かされ、雅は眠気が吹き飛び起き上がった。
「おはよー雅ちゃん♪」
「うん、おはようウィンダ♪起こしてくれてありがとう」
「どういたしましてー♪朝ご飯作っておいたよ」
「ありがとー!♪」
朝食を作っておいてくれたウィンダに、雅はぎゅっとウィンダを抱きしめる。
「あらあら、朝から仲が良いわね♪」
「あ、カームお姉ちゃんおはよう♪」
「おはよーカームお姉ちゃん♪」
「ええ、おはよう雅ちゃん、ウィンダ♪ほらほら、早く朝ご飯食べないと遅刻するわよ?」
カームは二人と挨拶をすると、時計を見て雅に朝食を食べるように促す。
「うん♪着替えたらすぐ行くよ」
「じゃあ先に下に行って用意しておくわね」
「ありがとうカームお姉ちゃん♪」
(本当にウィンダに似てるわね雅ちゃん♪)
カームは言動やら姿まで、何から何まで瓜二つな雅とウィンダに、クスッと笑いながら部屋を後にした。
「あ、おはようお父さん♪」
「お父さんおはよー♪」
「ああ、おはようウィンダ・・・雅?今なんて・・・」
「え?お父さんって」
雅の言葉に耳を疑うウィンダールに、雅はどうしたのかと首を傾げる。
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