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「おーす、雅、悠真、咲!」
「あ、リュー君おはよう♪」
「おはよう」
「おはようございます流也さん」
学校に着くと、丁度同じタイミングで登校してきた流也が挨拶をしてきた。
「なあ、今日学校終わったらカードショップ行こうぜ。新しいカードが出るみたいなんだ」
「流也まで朝から放課後の話か・・・で、新しいカードってパックの発売日?」
「ああ!エクシーズモンスターも出るみたいだからな」
「エクシーズ?」
雅は流也からの聞き慣れない単語に首を傾げる。すると隣に居たウィンダが誇らしげに説明をし始めた。
「エクシーズって言うのはね、融合やシンクロと同じようにエクストラデッキに入れる、黒色のカードでレベルの代わりにランクを持ってるの」
「どうやって召喚するの?」
「それはね、例えば・・・この『No.39 希望皇ホープ』を例に取ると」
No.39 希望皇ホープ
ランク4 戦士族 光属性
エクシーズ
ATK2500
DEF2000
レベル4モンスター×2
効果:自分または相手モンスターの攻撃宣言時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。そのモンスターの攻撃を無効にする。このカードがエクシーズ素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、このカードを破壊する。
「ここにレベル4モンスター×2って書いてあるでしょ?自分フィールド上にレベル4モンスターが2体揃っていればその2体を重ねてこの希望皇ホープをエクシーズ召喚として特殊召喚出来るの」
「じゃあ、カームお姉ちゃんとガスタ・サンボルトがフィールド上に居れば、こう重ねて希望皇ホープをエクストラデッキから重ねたカードの更に上に出せば良いの?」
ウィンダの説明を聞き、雅はエクシーズ召喚の仕方を実際にデッキを取り出して実演する。
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