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「・・・じゃあ、遠慮なく♪ついでに新パックも♪」
「いきなり図々しくなったね、まあ良いよん♪」
「良いんですか・・・」
「さぁさ、中入ろう中!」
かなたに押されるがままに、雅達はカードショップの中へと入っていった。
「うわぁー、本当に高い・・・」
「まあ、需要あるしねー。あ、ショーケースお願いしまーす」
「さて、俺は新パックで良いカード当てるぜ!」
「咲はどうする?」
「私はリチュアの新カードさえ買えれば満足です」
中に入り、雅達はそれぞれの目的を済ませるべく自由に行動をする。
「じゃあボクデュエルスペース取っておくねー」
「うん、お願い雅」
「・・・かなちゃん先生かなちゃん先生」
「ん?どうしたの雅ちゃん」
雅がデュエルスペースを取りに行こうとし、チラッとショーケースを見て立ち止まりかなたを呼ぶ。
「この子も買ってくれない?」
「んー・・・ああ、なるほどねん。分かったよん♪」
「何を買うんです?」
「雅ちゃんを選んだ精霊のカード♪」
「?」
悠真は何を買うのか知りたかったが、かなたははぐらかして買うカードを教えてくれなかった。
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