大地を制する龍

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「あー、楽しかった♪」 「まさか誰も雅に勝てないとはね・・・」 「強すぎんだろ・・・」 「まだまだ調整が必要ですね」 カードショップでのデュエルを終え、雅が強すぎると三人は対雅用にデッキを調整しようと決意をする。そんな中、かなたはと言うと・・・ プルル 「はい、もしもし・・・あ、真里(まり)ちゃん?・・・ご、ごめんすぐに戻るよ。うん、うん、はい・・・」 「ありゃ、助手さんから帰ってこいって?」 「そうなんだよー・・・じゃ、私はダッシュで帰るよ!」 かなたの助手、真里という人物からの電話で、颯爽と帰っていった。何処か顔を青ざめながら。 「かなちゃん先生すごい必死だったね・・・」 「それだけやばいって事ですね・・・」 「じゃあボク達も早く・・・」 (マスター、この近くから封印されたカードの気配がします) 「えっ?」 突如、ザ・スピード・オブ・ライトドラゴンからそう告げられ、雅は周りを見渡す。咲も、タイダルウェイブ・リヴァイアサンから告げられたのか、周りを見渡していた。 「どうしたんだ二人とも?」 「この近くに封印されたカードがあるみたい」 「何!?」 「探しているカードはこれの事ですか?」 『!?』 先程まで居なかったはずの、どこか幼さのある少女がいつの間にか雅の横に立っていた。
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