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「え!?じゃあ」
ダリスの発言後間髪入れずにリコは驚き、ダリスと距離を起きダリスに見えないようナイフを握りしめた。
ダリスは少し下を向き、頭をかきながら顔を上げながら話した。
「そんな警戒しなくても、別に取って食ったりしねぇって」
「な、なら……や、焼いて食べるんですか?」
「そう言う意味じゃねぇよ……」
「良かったです」
リコは警戒を解き、真っ直ぐダリスをみた。
かなり意外だったのだ。目の前の落ち着いた青年があの、世界を破滅の淵まで追いやったと言われる、魔王ダリスだと言うことが。
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