第一夜

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「それを聞くと……ダリスさんが悪いようには見えませんね」 「それ、質問じゃねぇよな」 「え!?す、すみま……」 「いやいいけどさ」 「……ごめんなさい」 「だからいいって。まぁ、確かに、話しゃそぉきこえるかもしんねぇけど。俺は罪の無い人間をバッサバッサと殺し、世界を破滅の危機まで追いやったのは事実だからな」
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