第三章

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まぁ、雄太には、何て言うかは、あとで考えることにして、ご飯でもたべるか。 そして、俺は、ご飯を作ろうとキッチンに下りてきた。 「お!おぬし、今日の晩飯はなんじゃ?」 と、自称悪魔こと蛍が話し掛けてきた。 「自称じゃないわい!まだ、信じてないのか?」 「まぁまぁ、抑えて抑えて。今日は、すき焼きをしようと思っている。」 「おぉ!!すき焼きか!大好きじゃぞ!」 「へぇ~・・・。」 「え!?なんじゃ?その反応」 まさかな、まさかこいつも食べるぞ!とか、言わないよね・・・。 「お前、すき焼き食べる気か?」「もちろん食べるぞ!」 「・・・・。」 「お~い?恭佑?どうした?」 「一人分しかないんだけど・・・」 「へ?なんて? 「だから、一人分しかないんだってっば!」 「それがどうしたのじゃ?」 「はぁ、お前どれくらい食べるんだよ?」 「そうじゃな・・・。人間の大人の男位じゃな」 「そっかぁ~・・・。全然足りないね。」 「うぬ、まぁ、おぬしは我慢してくれるとわしは、信じとる。」 「いや~、え?マジで?」 「うぬ、早く食べたいぞ」 くっそ、可愛い顔しやがってちくしょう!
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