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なんか、今日は嫌なことが多いな。まぁ、弟に彼女が出来たことは喜んでやるべきなんだろうけど。やっぱり、俺ってダメなやつだよな・・・。
ん?どうしたんだろ?
少し前の方で、小学生位の男の子が泣いていた。
「どうした?」
「えっぐ、お財布を落とした。」「そりゃ、大変だ。どんな財布なんだい?」
「え~とね、えぐっ・・・。な、なんかね、黒色の財布」
「そっか、わかった一緒に捜そうか」
「う、うん・・・。」
そうして、男の子が通ってきた道を戻ってみると、
「あった!これ!」
「そっか、よかったな!」
「うん、ありがとう!これでおつかいができる」
「お!一人でおつかいかい?」
「うん!」
「偉いな、俺もついていってやろうか?」
「うんうん、大丈夫だよ。」
「そっか、わかったよ。気をつけて行くんだぞ」
「うん、ありがとう。じゃあね~。」
男の子は、大きく手を振りながら走って行った。
はぁ、腹減ったな、何か買って帰るか。
家の近くにあるスーパーで、色々と食材を眺めながらなににするか考えてそして、食材を買いスーパーを出た。
そして、家に帰る道の途中・・・。
俺は、出会ってしまった。非日常、少しの変化
そう・・・。
小さな手鏡に・・・。
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