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俺は、その手鏡を拾った。
なんだこの不気味な手鏡・・・。
鏡の部分が丸くそこに持つところが付いているオードソックスな形の手鏡だった。
しかし、鏡の所の縁には髑髏の彫刻がされてあった。
どうしよっかなこれ。置いとく?交番に届ける?持って帰る?
持って帰るか!
うん、そうしよう。
そうして、俺は家に帰った。
自分の部屋に行き手鏡を観察してみた。
なんだ、やっぱり不気味だよな~、う~ん・・・。
「はぁ~、面白くねぇ・・・。」
「そうか?」
「あぁ、そうだ・・・よ・・・。」
あれ?今、声が聞こえたような?俺がすっと後ろを振り返ると、
そこには、色白のツインテールの少女が立っていた。
見た目は、中学生くらいで、そして貧乳だった。
「貧乳で悪かったな!!」
「てか、お前誰だよ!泥棒!?」「違うわ!わしは、悪魔じゃ」
「・・・。やっべ!警察に電話しねえと!」
「まて~!話を聞け~!わしは、その手鏡の悪魔じゃ!」
「おいおい!そんなこと信じられるわけがねえだろが!!」
「はぁ、全くダメな男じゃ」
おいおい、何なんだよこいつ、
ジーパンはいて、白と黒のよこしまのTシャツ着てる思いっきり私服ですよ~的な悪魔がいるわけねえよ!うん、そうだ!
「そんな私服の悪魔なんかいるか!」
「私服なのは、勝手じゃろう。分かった。わしの力を見せてやろう。」
そういうと、自称、悪魔は鏡の前に来てそして、
「は、入っただと・・・。」
そのまま、鏡の中に入ってしまった。そうして、鏡の中から
「これで、信じたか?」
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