第二章

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俺は、その手鏡を拾った。 なんだこの不気味な手鏡・・・。 鏡の部分が丸くそこに持つところが付いているオードソックスな形の手鏡だった。 しかし、鏡の所の縁には髑髏の彫刻がされてあった。 どうしよっかなこれ。置いとく?交番に届ける?持って帰る? 持って帰るか! うん、そうしよう。 そうして、俺は家に帰った。 自分の部屋に行き手鏡を観察してみた。 なんだ、やっぱり不気味だよな~、う~ん・・・。 「はぁ~、面白くねぇ・・・。」 「そうか?」 「あぁ、そうだ・・・よ・・・。」 あれ?今、声が聞こえたような?俺がすっと後ろを振り返ると、 そこには、色白のツインテールの少女が立っていた。 見た目は、中学生くらいで、そして貧乳だった。 「貧乳で悪かったな!!」 「てか、お前誰だよ!泥棒!?」「違うわ!わしは、悪魔じゃ」 「・・・。やっべ!警察に電話しねえと!」 「まて~!話を聞け~!わしは、その手鏡の悪魔じゃ!」 「おいおい!そんなこと信じられるわけがねえだろが!!」 「はぁ、全くダメな男じゃ」 おいおい、何なんだよこいつ、 ジーパンはいて、白と黒のよこしまのTシャツ着てる思いっきり私服ですよ~的な悪魔がいるわけねえよ!うん、そうだ! 「そんな私服の悪魔なんかいるか!」 「私服なのは、勝手じゃろう。分かった。わしの力を見せてやろう。」 そういうと、自称、悪魔は鏡の前に来てそして、 「は、入っただと・・・。」 そのまま、鏡の中に入ってしまった。そうして、鏡の中から 「これで、信じたか?」
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