5月30日

6/6
前へ
/85ページ
次へ
みっくんの手を握りたかったけど それさえも許して貰えず 変わり果てた みっくんの姿だけを見て 言葉を掛けた。 当然ながら みっくんは返事なんてない 『みっくん…頑張ってね…』 そう言うのが精一杯だった。 『とりあえず、手術は終りました。 明日の…あっ…もう今日か…に、先生からお話を聞いて下さい。 今日はご家族の方も疲れたでしょうから、早く帰って、お休みください。』 看護師さんに言われ ひとまずICUを出た。
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加