序 章

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  △「よかったー!このまま起きなかったらどうしようかと思ってたよ…!」 ◎「そうやろなぁ、実行した身としては心が重いやろうな。」 △「あ、ひでぇ!オレだけのせいかよ!?」 ●「そうとは言わんけど…。 それより、こちらを放っとく訳にはいかんやろ」 ◎「それもそうや! おねーさん!大丈夫!? いきなりでビックリしたやろ?」 で「……は、はい…。 ビックリも何も、何が何だか未だに分からないんですけど…。」 そりゃ、そうである。 木の根元を覗きこんだら気絶した。 この時点で普通は意味が分からん。 とにかく。 でんぷんは少しでも頭を動かし、どういう事態になっているのか理解しようと努めた。 まずは、目の前にいる人物の顔を、改めてしっかり見てみる。 …あれ?  
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