62人が本棚に入れています
本棚に追加
……………………………………
「今日も暇だなぁ…」
俺は教室から外を見た。
今日は雲もないし、暑くるしくもない。
どっかでなんか買って公園で食べようかなぁ…
なーんて考えている俺。
そんな俺の名前は霧島 諒(キリシマ リョウ)。
どこにでもいる普通の一般的な高校一年だ。
今年この『私立京咲高校』に入学した。
受験した理由は安いから。
学費が全然かからないのだ。
この京咲市は桜が有名で春には人がたくさんくる。
しかし、桜以外何もないというのもここの特徴だ。
「ふぅ…」
とりあえず俺は授業を聞くために黒板を見た。
「この式はxが…」
俺は毎回思うがなんでこんな事をするのだろうか…。
数学なんて人生に必要ない物だと思うんだ。
こんな事をやるならもっと他に必要な物があるだろ。
キーンコーン……カーンコーン……
「よし、今日の授業はここまでだ。号令」
「あ、はい。起立っ!」
ガラガラ…
「礼っ!」
こうして授業が終わった。
最初のコメントを投稿しよう!