2.衝 撃

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. 「い、いえでも、思えばバタバタと動き回っていて、汗もかいていたかも。 匂ってたら大変なので、本当にすみません、洗わせてください」 パニック状態で頭を下げると、彼は、そうか?とユニフォームの匂いを嗅いだ。 「ってか、女の子の匂いがする」 彼はそう言ってニッと笑い、こちらを見た。 胸にズキュンと衝撃が走る。 お、女の子の匂い? 「わざわざ洗濯しなおさなくてもいいよ。 そんなにデカい?俺達のユニフォーム」 そう訊ねた彼に、はい、と罰悪い中、肩をすぼめた。 「そうか?お前が小さいんだろ?」 そう言って見下ろした彼に、また胸が高鳴った。 .
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