15039人が本棚に入れています
本棚に追加
/572ページ
.
「いえ、バスケ部の人達が大きすぎなんですよっ!」
そう声を上げたとき、ショータ先輩も部室に姿を現した。
「ちゅーす、お疲れ、マネージャー」
「あっ、お疲れ様です」
他の部員達はまだグランドを走っているようだった。
きっと二人は、彩花先生と打ち合わせでもしていたのだろう。
「うちのマネジャー、俺達のユニフォームがデカすぎって驚いてたぜ?」
そう言った彼に、私は赤面し、ショータ先輩は笑った。
「ってか、竹内が小さいんだろ?」
笑ってそう言ったショータ先輩に、
「キャプテンまで、トーマさんと同じこと言わないで下さい」
と、思わず笑った。
.
最初のコメントを投稿しよう!