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私の迷いを知ってか、観音様は微笑みながら手を握る。
彩華(あぁ!こ…高貴な御手が私の手に…)
観音「すぐ事態を理解せよと申しても、そなたには難しいかもしれぬ。だが、我は先を視る力があるのだ。この世が再び混沌と化す未来がな。そしてそれを救うことが出来るのはそなただけということも」
彩華「…観音様……」
真剣なその瞳は、本当に全てを見透かしたような印象を抱かせる。
彩華「…分かりました。私にしかできないならば…やらせていただきます」
観音「そうか!ならば早速旅に出よ」
彩華「えぇ!?い…今からですか!?」
観音「旅に必要な物は全て用意した。すぐにでも出発できるぞ」
…こんなことを思うのは失礼だが…
全てが突発的過ぎます(泣)
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