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「分かった。で、能力は何がいい?お詫びとして付けるけど」
能力!?そんなんまで貰えるのか?
「とりあえず、最強の魔力(全属性)と身体能力それに万能の知識。後、イメージしたものを形にできる力ってあるか?」
「あはは、随分欲張りだね~ま、大丈夫。できるよ」
できるんだ……
「最後に転生の仕方だけど、新しく新生児として生まれるのと今の年齢のままどっちがいい?」
「もちろん、このまま」
「了解。他にないね?」
「ああ」
そう返すと、何故か神は何か企んでいるような笑みを浮かべる。
「準備出来たよ。そこに飛び込んでね~」
神が指さした場所には、光輝く丸い穴が開いていた。
「それじゃ、いってらっしゃーい」
「あ、ああ」
ヒラヒラと手を振る神を尻目に、俺は穴に飛び込んだ。
ゾッ
そして、意識がホワイトアウトする直前に人生最大の悪寒を感じたのだった。
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