気になるアイツ

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「獅子!!一体何があった?事情を説明しろ!」 「…………」 「ったく……落ち着いたらちゃんと説明しろよ?」 「…………」 しばらくして俺の部屋の前から緒留さんの声は聞こえなくなった。 止まっていた思考が動き出す。 「馬鹿だ……」 自分自身の行いを振り返り余りの馬鹿さ加減に悶えた。 「明日で世界が終らねーかなぁ……」 無意識と言って良いほど自然に言葉が漏れた。 今日はもう何もやる気がしないので、俺は大人しく眠りに着いた。
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