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「どういう事か説明をして貰おうか?エビ?」
鬼神の表情で俺に睨み付けられた蛯沢は、萎縮する事なく堂々と無い胸をコレでもかと張って見せている
「悪かったって言ってんだろ!いつまでもグチグチと女の腐った様な野郎だなオイ!」
俺は何も言わずに蛯沢の耳を引っ張り上げる
「イデデデデェ~、何すんだこの野郎!」
「うるさい、反省しろ…」
「まぁ、普通いきなり鳩尾を鉄パイプで殴打されて怒らない奴はいないよな」
親友の言葉に俺は驚愕した。
嫌に強力な純突きだと思ったが、成る程な……
「エビ、お前はこの鉄パイプの理を使ったわけだ」
俺は得意気に格闘家っぽい台詞をはいた。
「さすがれおだね、理解が早い!」
「……」
更に耳をひねり上げる
「くぅ~ギブギブ!」
蛯沢は必死に俺の腕をタップするが、俺の怒りはそんな甘っちょろいものでは無かった。
「お、おい田仲?そのへんにしておけって?」
さすがに心配したのか親友が俺の手を抑える
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