28人が本棚に入れています
本棚に追加
接戦にベローネの選手達は西新宿の堅守にあせりをみせていた。
その中で、エースのなぎさは相手の守備に驚いていた。
なぎさ
「ありえない・・・。いくら攻めても相手の守備に阻まれるなんてι」
冷や汗を垂らしながら攻めあぐねるなぎさ。そんな、なぎさにキャプテンの京華が声をかける。
京華
「美墨さん。焦っちゃだめよ。まだ時間はあるわ」
なぎさ
「はい、わかっていますって」
返事をするなぎさだか、少し焦った返事だった。
試合が進む中、ベローネは相手ミスと隙をついて、ついに勝ち越しと追加点をあげることに成功した。
ベローネの選手達は得点が入ったことに対してホッとしていた。選手達がホッとするなかで、京華だけはまだ険しい表情でプレーをしていた。
京華
「なんだろう、この胸騒ぎは・・・。まだ勝てる気がしないわね」
3ー1とかかれたスコアボードを見つめながら、守備をしていると、西新宿ベンチにオレンジ色の髪のロングヘアーの女の子がやって来ていた。
最初のコメントを投稿しよう!