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オレンジ髪の少女
｢お、遅れてす、すみませんι｣
監督
｢遅いぞ！ 青井！ 寝坊か？｣
青井
｢はいι 寝坊ですι｣
監督
｢そうか。まあ、仕方ない、お前はアメリカ遠征から帰ってきたばかりだからな。なら、今から交代だ！ この試合逆転できたら許してもいいぞ！｣
青井
｢本当ですか？！
監督
｢ああ！ さらに、英語の単位をだしてやってもいいぞ！｣
青井
｢本当ですか？！ よーし！ この試合、逆転するぞー！｣
青井と呼ばれる女の子は、西新宿のユニフォームに袖を通して、アップをして別の選手と交代した。フィールドに青井が入るとベローネの選手達は驚いていた。
なぎさと京華も驚いていた。
京華
｢えっ？！ あれは、日本代表の青井 麻美【あおい まさみ】選手！？｣
なぎさ
｢なんで、日本代表の青井選手がいるの？！ ありえないι｣
青井の登場で試合の流れが変わった。
ボールをほとんど支配していたベローネだが、青井選手の動きに撹乱され、ボールを支配されはじめていた。
まったく予測不可能な動きに選手達は慌てていた。そして、試合が動きはじめた。
麻美
｢ベローネの選手達のフォーメーションが理解できたわ！｣
青井選手がボールをもつと巧みなステップでかわしていき、ゴールをあげていった。
青井選手の次元の違う動きにベローネの選手達は翻弄されつづけた。
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