第三話 破壊者に接触するふたり

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??? 「まだ私の存在を君に伝えるわけにはいかない。私は君に伝えたいことがある・・・」 歩夢 「伝えたいこと?」 ??? 「そうだ・・・。君は、知っているか?」 歩夢 「何をだ?」 ??? 「まだ、戦いは終わっていない事だ・・・」 歩夢 「戦いが終わっていない?」 ??? 「そうだ・・・。やつがついに目覚めてしまった・・・。ゼロが・・・」 歩夢 「ゼロ?」  歩夢が初めて聞く名前にその者に問い掛けた。 歩夢 「ゼロってなんだ?」 ??? 「ゼロ。70年前、世界を消滅寸前まで崩壊させようとした者。だが、昔のプリキュア達によって、封印された・・・」 歩夢 「そんなやつが復活したのか?」 ??? 「ああそうだ・・・」 歩夢 「また、戦いが始まるのか・・・。それにしても、あんた、何者なんだ?」 ??? 「それは今は教えられない・・・。私はただ伝えに来ただけだからな。ああ、あとひとつ伝えなければならないな。後10分後に君に接触する者が現れるだろう」 歩夢 「俺に接触する者?」 ??? 「そいつは、君や君の仲間にとって重要な人物となるだろう。まずは、そいつと会うことだ・・・」 歩夢 「そいつの正体を知っているのか?」 ??? 「そうだな。さて、時間だ。さらばだ進藤 歩夢・・・」  その者は歩夢の前から消え去っていった。
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