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一面。真っ白な部屋にある男が眠っていた。
その男は凛々しい表情でスヤスヤと眠っていた。
眠っている男の側で別の男が、椅子に座りながら本を読んでいた。
椅子に座っている男は見た目は優しそうな老人であった。老人は短い銀髪に髭を生やしていた。
その一面白い部屋に、別の女がやってきた。
女は老人に話し掛けた。
女性
「ゼクス。また、本を読んでいるの?」
女性が老人の名を告げると、老人は答えた。
ゼクス
「本には様々な知識が詰まっている。だから読むのさ。セリス、君もたまには本を読むだろう?」
セリス
「え、ええ。読むわよ。でもあなたみたいに毎日読まないわよι」
ゼクス
「ははは。まあ、無理に毎日読まなくてもいいさ。君は、君のやりたいことをすればいいさ!」
ゼクスが笑いながらいうと、セリスは眠っている男を見つめ告げた。
セリス
「そういえばこの男が、ここで眠りつづけてもう70年になるかしら・・・」
ゼクス
「そうか、あの戦いからもう70年か。彼が光の使者達に敗れてからずっとこの場所で眠りつづけている・・・。まだ、目覚めようとしていない・・・」
セリス
「あの戦か・・・」
ゼクスとセリスが告げる戦い。それは今から70年前に起きた戦い。
強大な光と強大な力がぶつかり合った戦い。
様々な世界で語り継がれる戦いだった。
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