第三話 破壊者に接触するふたり

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 歩夢は腕を組み、さっきの男が告げていた事を振り返っていた。 歩夢 「また、戦いが始まるのか・・・。しかし、俺に接触してくる奴って何者なんだろう?」  渋い顔で腕を組み考えていると、歩夢に話しかけてくる者がいた。 ??? 「おー! やっと出会えた!」 歩夢 「だ、だれだ?!」  歩夢が振り向くと、そこには黒髪の青年がいた。青年は歩夢を見つめ、目を輝かせていた。 青年 「す、すげー! あなたって、進藤 歩夢さんですよね?」  歩夢は初めて出会う青年から名前を言われ、驚いていた。 歩夢 「何で、俺の名前を知っているんだ?」 青年 「何でも知っていますよ! あなたがネクサスってことも!」 歩夢 「お前、敵か?」 青年 「いや、敵じゃありませんよι 僕はあなた方のファンなんですから!」 歩夢 「ファ、ファン?? どういうことだ?」 青年 「僕はプリキュアのファンなんです! キュアブラックをはじめ、歴代のプリキュア。そして、キュアフレイムやキュアウインドなどの、オリキュアの存在も知っていますしね!」 歩夢 「そ、そんなことまで知っているのか? お前、なぞだなι」 一真 「あ! そうだ、僕の名前を名乗りますね! 僕は伊藤 一真【いとう かずま】といいます! よろしくね! あっ! もうそろそろ、時間だ! じゃあ、また、どこかでお会いしましょう!」  一真は走って去っていった。歩夢は表情を崩しながら見つめていた。 歩夢 「よくわからない奴だ。しかし、一真って奴。さっき言っていた事とどうつながりがあるんだ? よくわからん」  歩夢は渋い顔で家に帰っていくのであった。
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