28人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
イプキスは、コーヒーを一口含み告げた。
イプキス
「エンドレス。君は、この画面に映る者達を見てどう思う?」
エンドレス
「どう思うか? そうだな。平和に暮らしているように見えるけどな」
イプキス
「君にはそう見えるか。まあ、普通はそう思うだろう。だが、まだ彼女達、または彼らはこの平和な日々が続くと思い込んでいる。非常に残念だ」
イプキスは一口、コーヒーを含んだ。
エンドレスは、イプキスに問い掛けた。
エンドレス
「まったく。あなたは、相変わらず、【残念】が口癖になっているみたいだな」
イプキス
「そうだな。だが、口癖はそう簡単に治らないさ・・・」
またコーヒーを一口飲むと、イプキスはエンドレスに問い掛けた。
イプキス
「エンドレス。君はこの中で警戒すべき光の使者は誰かね?」
エンドレス
「そうだな。この中では、破壊者ネクサスを警戒すべきだと思うが・・・。だけど、全て警戒すべきだな。全員、俺は、かつて21人のプリキュア達と戦ったブラックホールの魂から生まれているからな・・・」
イプキス
「ふっ、エンドレスは真面目だな」
エンドレス
「戦いは全力でやらなければ、失敗を繰り返してしまうからな」
エンドレスが真面目な表情で告げると、イプキスはコーヒーを飲み干し微笑みながら告げた。
最初のコメントを投稿しよう!