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【希望ヶ花市】
町を眺める高い丘の上に男がスヤスヤと眠っていた。
そんなスヤスヤ眠っている男にせまりくる者がいた。せまりくる者は鋭い表情で近づいていた。
スヤスヤと眠っていた男は起き上がり、鋭く見つめる者に話し掛けた。
???
「んっ? なんだ・・・。エンドレスか。何か俺に用か?」
エンドレス
「スィン。君を迎えに来た」
スィン
「迎えに来た?」
エンドレス
「ああ。ゼクスからスィンを迎え行ってくれと言われたからな」
スィン
「ゼクスが言ったのか。しゃーないな」
スィンはめんどくさそうな表情で体を起こして立ち上がり。
エンドレスと共に帰っていった。
スィンとエンドレスは帰る途中話し合っていた。
スィン
「まったく、お前は相変わらず真面目だな」
エンドレス
「・・・。プリキュアを倒す事に一切手を抜かずに真面目にやるのが俺のやり方だ」
スィン
「そうかよ。しかし、ゼクスが集会をかけるとは、もしかしてもうそろそろあいつが目覚めるのか?」
エンドレス
「ああ。まもなく目覚めるらしい。かつて世界の時を止めて、消滅寸前まで追い詰めた者・・・」
スィン
「世界を消滅寸前にまで追い詰めたねー・・・。まあ、すごい力を秘めていたかもしれないが、詰めが甘かったんだろ?」
エンドレス
「・・・。まあ、奇跡の力でやられたのだろう・・・」
スィン
「ふっ、奇跡の力なんぞ、負けた時の言い訳にしか聞こえないね」
エンドレス
「・・・。そうだな」
ふたりはそのまま話し合いながら、ゼクスが待つ部屋に帰っていった。
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