『くしゃみ』

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少し、日差しが秋空になった頃 美優ちゃんが違うクラスの男子に呼び出された。 僕と友達は二人の後をそーっとついて行き陰から覗いてた。 あんまり声は聞こえてこなかったけど美優ちゃんが何度も頭を下げてたから断ったんだと分かり…。 僕はホッとため息をついた。 こんなにも美優ちゃんの事が好きなんだと思った。 頭の中では僕が美優ちゃんに告白したら どうなるだろうと一人考えたりして…。 でも、僕が何も言わない間に違う男子に取られるなんて絶対に嫌だ。 明日こそ、告白して美優ちゃんのとなりをゲットしてやる。 翌朝、僕は ソワソワしていた。
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