☆はじめに&story開始☆

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いろんな物を買い込んで アパートへ戻った俺は 早速 部屋の片付けを始めた。 茶碗をキレイに洗い 拭くと 水屋に直す。 押し入れに 布団をしまい スケベ本を片付けると 掃除機をかける。 雑巾で 床や窓ガラスを磨き フゥ~ッと 長い息をつき 部屋を見渡す。 「見違えるようやぁー。」 ピカピカになった部屋に 俺は 感動している。 まるで 自分の部屋が キレイになったかのように。 「そやけど アホやなぁー 俺も…。」 本当に その通り…。 何故 他人の部屋を ここまで片付けなきゃ いけないんだぁ? 自分でやってて アホらしい…。 ドッと 疲れが出てきて 部屋の真ん中に座り込む 俺。
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