☆はじめに&story開始☆

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竜也と名乗った男は クククと 笑いながら 部屋の中に入ってくると びっくりしたように 声を上げた。 「君が片付けてくれたの? いやぁー 別の部屋みたいだなぁ。」 そりゃあ そうでしょ。 ブタ小屋みたいだったからなぁ。 俺は 煙草を口の端にくわえたまま 呟く。 「勝手にやってしもうて…。 堪忍やでぇ。」 「いやぁー 俺の方こそ 君一人 ほったらかしにしたうえ 部屋まで キレイにしてもらって 悪かったね。」
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