66人が本棚に入れています
本棚に追加
私はあくまで神様。
人に私の存在を認識されたままだと、私は摂理をねじ曲げてしまう。
だから私は人と神様がコンタクトをとれる世界をもう1つ作ったの。
半端ないねぇ。
人間は夢を見るよね。
そう、人間も妄想をすることが出来る。
夢と言う、人間が作り出す世界が、私のもう1つの世界に来るように設定をしたの。
その世界は人が記憶を保持できない設定の世界。
そうすれば、私と人間は直に会いおしゃべりできちゃうと考えたの。
そして実行した。
半端ない神様の力で実行した。
でも違った。
うっああああああああああああああああああああああああ!!
私だけじゃなかったっ!!
神様は私一人だけじゃなかった!!
その時は誰も居なくて!
私一人だって!
他にいるって知らなくて!!
知らないんだからしょうがないでしょ!!
螺曲がったレールが私を襲う……!
私は贖罪をしなければ、ならない!!!
いやぁぁぁああああああああああああ!!
心が見える……ここはどこなんだ。
僅かな光すら感じられない。
ここは、そう。
ダンジョンだ。
最初のコメントを投稿しよう!