残留思念 ~prologue~

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私はあくまで神様。 人に私の存在を認識されたままだと、私は摂理をねじ曲げてしまう。 だから私は人と神様がコンタクトをとれる世界をもう1つ作ったの。 半端ないねぇ。 人間は夢を見るよね。 そう、人間も妄想をすることが出来る。 夢と言う、人間が作り出す世界が、私のもう1つの世界に来るように設定をしたの。 その世界は人が記憶を保持できない設定の世界。 そうすれば、私と人間は直に会いおしゃべりできちゃうと考えたの。 そして実行した。 半端ない神様の力で実行した。 でも違った。 うっああああああああああああああああああああああああ!! 私だけじゃなかったっ!! 神様は私一人だけじゃなかった!! その時は誰も居なくて! 私一人だって! 他にいるって知らなくて!! 知らないんだからしょうがないでしょ!! 螺曲がったレールが私を襲う……! 私は贖罪をしなければ、ならない!!! いやぁぁぁああああああああああああ!! 心が見える……ここはどこなんだ。 僅かな光すら感じられない。 ここは、そう。 ダンジョンだ。
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