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私は中学2年
名取 亜美
私は何処にでもいそうな中学2年。
遊んだり、喋ったり、喧嘩したり普通に友達にはありそうなことをしていた。
「亜美
おはよう~」
そう元気にあいさつしてくるのは
私とずっと小学校の時から一緒で中学1年の時も同じクラスだった女の子
飯島 紗代
紗代はいつだって私の味方でいてくれた。
助けてくれた。
だから私はそのお返しにと、
助けてあげたり、
味方になった
私はきっとそんな
女の子なのに男っぽい紗代のことが本当に友達として“大好き”だったのかもしれない…
私は病弱でいつも季節の変わり目にはいつものように、学校を休んだりした。
それを知ってるのは紗代だった。
だから他の子とは違う言葉を投げ掛けてくれる。
「大丈夫?何かあったら言ってね!」
そう言ってくれる。
そんな些細なことでも
私は嬉しかった。
ある日のこと、
「ねぇ、今度の土曜日遊びに行かない?」と紗代が言った。
私は「いいよ!」
と言って遊びに行くことにした。
あんなことが起きることも知らずに…
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