それぞれの道

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「あら?人が倒れてるわ。」「そのようじゃの、てっ、策殿どこにいかれる!?」 「心配しないでいいわよ祭、ちょっと見てくるだけだから。」 「待たれよ策殿!」 「あら?男の子ね。なぜこんな所で寝てるのかしら?」 「はぁはぁはぁ、策殿あまり年寄りをいじめるものではないぞ。」 「遅かったじゃない祭。この子を城に連れていくわ。」 「妖術師か何かかもしれんぞ。」 「その時は、私が斬るわ。」「ならよいが、冥淋が何と言うか…。」 こうして、虎炎は城に連れていかれた。
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