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「ご注文お伺いいたします…あれ、美野里…?」
え?
「美野里だよね!?メールしても返ってこないから心配したよ~」
裕子だ…久しぶりに彼女を見た。少し髪の毛が伸びていた。
「あ…ごめ…」
深いため息をつく。
「とでも言うと思った?w」
「え…?」
「あんた、影で私のこと笑ってたんでしょ?まったく酷いわ。翔太君の事好きになったのは私の方が先なのに…翔太君と付き合っていたの最初から分かってたわよ。」
「なんで・・・?」
「あんた馬鹿じゃないの?普段喋ってなくても、翔太君の横を通りすぎるときとか、見つめあってお互い顔を赤くしていたからすぐにわかったわ。あんただって、私が翔太君のこと好きだってわかってたんでしょ?」
申し訳ない気持ちで一杯だった。
裕子ごめんと謝ろうとしたとき、上から冷たいものが…あれ…
あ
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