向日葵の章

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「なんあれ!?  イヤな感じぃ」 洋子はさっきにも増して 大声をあげた。 「うるさい」 俺は洋子を黙らせたかった。 彼女を見れたドキドキと こんな姿を見られた ドキドキ。 これ以上こんな姿を 見られたくないという 気持ちが入り混じっていた。 そして、 もっと静かに 彼女を見つめていたかった。 たとえ後姿でも・・・ 洋子は口を尖らせ言った。
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